米国の高額給与取得者はカスタマーサクセス職に!

  • 公開日:2024年2月22日(木)

 

 

カスタマーサクセスの本場とも言えるアメリカ。
シリコンバレーを始め多くのIT企業において、多くのカスタマーサクセス職の方が在籍されています。

今回は、アメリカのIT企業におけるカスタマーサクセス職の「年収」について解説します。

カスタマーサクセスの年収はどのように把握する?

アメリカには「glassdoor」という転職関連のサービスがあります。
(日本で言う「openwork」のようなサービスのアメリカ版です。)

glassdoorではカスタマーサクセス職を含む各職種の方々が自己申告で年収を報告しており、その「平均値」を把握することができます。
つまり、職種・役職ごとに年収をどのくらいもらっているのか、いわばアメリカの「市況感」は、glassdoorを見ることでざっくり分かるのです。

では、カスタマーサクセス職の年収相場・市況感はどのようになっているのでしょうか?

カスタマーサクセス職は、だいたいのケースで「アソシエイト」という職位からスタートします。
その後、下記のように職位が上がることが多いです。
アソシエイト
→マネージャー
→シニアマネージャー
→ディレクター
→カスタマーサクセスVP(Vice President)
→CCO(Chief Customer Officer)

つまり、CCO=カスタマーサクセスの役員クラスが、カスタマーサクセス職におけるゴール(最上位の職位)です。

※CCOについての関連記事はこちら
CCO・チーフカスタマーオフィサーに必要なスキルとは?

アメリカにおける、カスタマーサクセスの年収相場

アメリカのカスタマーサクセス職の年収を語る上では、
大前提としてサンフランシスコ(カリフォルニア州)やニューヨーク等、
「大都市のIT企業で働いているカスタマーサクセス職の年収は高い傾向にある」ことを念頭に置いていただくと良いでしょう。

具体の年収レンジ(日本円換算の平均値)で言えば、下記の通りです。

  • CSアソシエイト〜マネージャー:750〜850万円程度
  • シニア〜ディレクタークラス:1000〜1600万円程度
  • カスタマーサクセスのVP:1900万〜
  • CCO=チーフカスタマーオフィサー:2700万円〜

このように見ると、カスタマーサクセスも夢がある職種だと感じますよね。

もちろん、アメリカの大都市は給料も高い分物価や生活コストも高いため、
結局のところ日本企業のカスタマーサクセスとして働いても、生活環境や労働環境はあまり変わらないかもしれません。

カスタマーサクセスの取り組みの最先端を行くアメリカの動向は常にウォッチしておく必要があります。
なぜなら、アメリカのカスタマーサクセスの取り組みや思想は常に日本の2歩先、3歩先を行っているからです。
そのため、アメリカで働かれている方のカスタマーサクセスに関する解像度は、日本の方と比べても二段階・三段階上のレベルにあると思います。

「自分のレベルを上げる」目的で、アメリカのカスタマーサクセス職へのチャレンジ、あるいはアメリカのカスタマーサクセス職の方と情報交換をしていくと良いでしょう。

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