カスタマーサクセスで副業は「アリ」！？

SaaS企業を中心にカスタマーサクセス職のニーズが増えている中で、カスタマーサクセスを担う人材が不足しています。
企業は採用だけではなく「副業人材」の確保にも奔走しています。
今回の記事は「カスタマーサクセスで副業」というテーマです。

企業においてカスタマーサクセス人材が求められている！

AMBIという転職サービスが出している記事の中で、
「企業側の人材検索キーワードの1位が”SaaS”、2位が”カスタマーサクセス”」という内容が出ていました。

いまや「カスタマーサクセス」「カスタマーサクセス人材」は非常に検索されているキーワードになりつつあります。

その理由は、「カスタマーサクセス人材は中途採用市場において希少であり、なかなか取れないから」なのです。
逆に言えば、「副業でもいいからカスタマーサクセスでやってくれないか」と思う会社が多くなってきている、ということです。

なぜカスタマーサクセス人材が中途採用市場で希少になっているのでしょうか。
それは、カスタマーサクセスという職種自体が非常に新しく「カスタマーサクセスの経験者が少ない」からなのです。

カスタマーサクセスがメジャーになってきたのは2010年代後半。
SaaSベンダーが多く生まれてきて、各社がカスタマーサクセスに取り組み始めた時期です。
2023年現在も「カスタマーサクセス」という職種が出てきてまだ数年くらいしか経っていないため、
まだまだ「転職しないで社内で頑張っている人」の方が多く、中途採用市場に人材が流れていないのです。

そのため、「副業でないと採用がなかなか難しくなってきている」というのが実態になっているのです。

「カスタマーサクセスで副業」の実態とは？

弊社openpageでも、カスタマーサクセスの副業メンバーが活躍しています。

カスタマーサクセスは副業がやりやすい職種だと考えています。
なぜなら、営業と違い「比較的時間に融通が効きやすい」ためです。
営業は日中もフルタイムで時間を使う必要がありますし、目標数値も厳しいことが多い。
そのため心理的に「営業の業務をやりながら、他の業務を副業で」という余裕は生まれにくいでしょう。

しかしながら、カスタマーサクセスはお客様のフォローがメインであり、かつ比較的「長期」でのフォローになります。

短期的に対応するのはバグ対応等の緊急対応くらいであり、
ある程度の「余裕」を持ってお客様と、中長期にわたってコミュニケーションすることが可能になります。

そのため、例えば子育て中で多忙のママさんでも、バリバリハイタッチのコミュニケーションで活躍しているケースもありますし、
ハイタッチでの仕事の仕方が難しい場合にはmロータッチやテックタッチの施策を進める中で活躍してもらっている、という会社もあるようです。

上記を踏まえると、カスタマーサクセスは割と「時間に融通が利きやすい仕事」なのかなと思います。

「若くてまだまだ力が余ってます！時間もあります！」というような方は、
カスタマーサクセスの副業は意外と結構募集されていますので、ぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか。

昨今はリモートワークが中心になっているため、
SlackやZoomなどのツールを使いながらのカスタマーサクセスであれば家にいながら対応できますし、小さなお子さんがいらっしゃるママさん・パパさんでも可能です。

東京都の最低賃金は、2023年現在「1,072円」ですが、
カスタマーサクセスの副業の報酬水準は大体その倍くらいになるのではないでしょうか。

どうやってカスタマーサクセス副業を始めればいいのか

基本的には副業のプラットフォームでカスタマーサクセスの案件が募集されていますので、そちらを探すと良いでしょう。
中にはカスタマーサクセスに特化したプラットフォームもありますので、下記に記載します。

＜カスタマーサクセス特化＞
・KOMMONS（以前YouTubeにもご出演いただいた白坂さんがやられている会社）
・CSHACK

＜副業プラットフォームで、カスタマーサクセスの案件あり＞
・YOUTRUST
・Wantedly
・Workhop

カスタマーサクセスの副業案件を受ける際には、できれば「公的なプロフィール」を持っておくべきです。

「公的なプロフィール」とは、例えばWantedlyやLinkedInなど、インターネット検索で外部の方が見る可能性のあるプロフィールです。
こうしたプロフィールに、自分のアピールポイントを細かく・しっかり書いておくことで、企業の担当者の方が見つけて「この人、副業でいいかも！」と思ってくれるでしょう。

さらに、SNSだけではなくNoteのブログ等も活用しながら、
「自分はカスタマーサクセスでこんなことをやってきた・こんなことをできる」とアピールできれば、「この人はCSの知見があるんだ」と見つけてもらえるでしょう。

弊社openpageでも副業を募集しています。
副業希望の方は藤島のTwitterアカウントまで、気軽にご連絡ください。
【藤島のTwitterアカウントはこちら】
https://twitter.com/seiya_fujishima