Digital Sales Room(デジタルセールスルーム)が営業の常識を変える!?新時代のセールステックを徹底解説

  • 公開日:2024年11月26日(火)

デジタルトランスフォーメーション(DX)が加速する中、営業のあり方も大きく変わろうとしています。その中で注目を集めているのが、Digital Sales Room(デジタルセールスルーム)というセールステックです。

Digital Sales Roomとは?営業とお客様をつなぐ新しい架け橋

Digital Sales Room(デジタルセールスルーム)とは、営業担当者とお客様をオンライン上でつなぐプラットフォームです。お客様ごとに専用の提案ページを作成し、資料や提案内容の共有を一箇所で行うことができます。営業とお客様が同じ「ルーム」に入るという意味から、デジタルセールスルームと呼ばれています。略称はDSRです。

なぜ今Digital Sales Roomが注目されているのか

近年、営業活動のデジタル化が急速に進んでいます。特にコロナ禍を経て、リモートでの営業活動が当たり前になったことで、Digital Sales Roomの重要性が増しています。また、お客様の buying journey(購買旅程)の変化にも対応する必要があります。お客様は自ら情報を収集し、営業との接点を待たずに検討を進めるようになってきました。Digital Sales Roomは、そうしたお客様の行動変化に適応するためのツールでもあるのです。

Digital Sales Roomを活用するメリット

Digital Sales Roomの最大のメリットは、営業活動の可視化です。お客様の提案ページへのアクセス状況や閲覧時間、資料のダウンロード履歴などを把握できるため、お客様の関心度合いを推し量ることができます。また、営業担当者間での案件情報共有もスムーズになり、チームセリングの実践がしやすくなります。お客様にとっても、いつでも提案内容を確認でき、自身のペースで検討を進められる点が魅力です。お客様の満足度を高め、受注率の向上につなげることができるでしょう。

デジタルセールスの進化とDigital Sales Room

そもそもデジタルセールスという言葉は、インサイドセールスを指す用語として使われ始めました。電話やメールを使った営業活動を指していたのです。その後、SFAやCRMなどのツールが普及し、デジタルツールを活用したセールススタイル全般を指すようになりました。そして今、Digital Sales Roomの登場によって、デジタルセールスは新たなステージに入ったと言えるでしょう。単なるツールの活用ではなく、営業とお客様のエンゲージメントを深めることにフォーカスされているからです。

国内でも、すでにいくつかのベンダーがDigital Sales Roomの提供を始めています。代表的なのが、openpageや、マツリカのdealpodsです。大手企業への導入事例も出てきており、今後さらに市場が拡大していくことが予想されます。

営業のデジタル化が加速する中、Digital Sales Roomは欠かせないツールになっていくでしょう。お客様との関係構築を重視し、データドリブンな営業活動を進めていくために、Digital Sales Roomの理解を深めていくことをおすすめします。新しい時代の営業スタイルを、ぜひ自社にも取り入れてみてはいかがでしょうか。

最新トレンドであるDigital Sales Roomが気になった方は、ぜひ資料ダウンロードをしてみてください。

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