「カスタマーサクセス担当」として「評価されたくない」人はいないでしょう。
今回の記事では「カスタマーサクセス担当として評価されるためのポイント」についてお伝えします。
評価されるカスタマーサクセスになるために①:「評価=人のさじ加減」であることを知ろう
openpage代表・藤島も元々人材業界に在籍していましたが、
評価制度をどれだけロジカルに作っても、最終的にはその評価制度に沿って判断するのは「人」です。
そのため、基本は「人のさじ加減」次第でどうとでもなるのです。
つまり、「上司に好かれるのかどうか」や『わかりやすく業績・成績が出ているかどうか」が大事ということです。
評価の観点で重要なのが、「上司の方にも上司がいる」ということです。
自分の上司も、その人の上司に評価してほしいと思っているはずです。
だからこそ、「自分の上司を出世させてあげる」という目線も持っておく必要があるでしょう。
つまり、カスタマーサクセスならぬ「上司サクセス」です。
評価されないカスタマーサクセスは、
結局この「上司サクセス」が失敗している人だと思いますので、まずは「上司をサクセスさせる」ことを念頭に置くべきでしょう。
評価されるカスタマーサクセスになるために②:「どうしたら評価される?」を知ろう
「評価=上司のさじ加減」と記載をしていましたが、
評価されたいのであればそもそも「どういう部下が好みなのか」「何をしたら評価されるのか」と聞いてしまいましょう。
「どういう判断軸で評価する人なのか」がわからないと「上司サクセス」もできません。
「上司の評価ポイント」や「上司が、その上司に評価されるポイント」がわかれば、そこから逆算して目標を作ることもできます。
逆に評価されないのは、「上司の方も別に重要だとも思っていないような目標を、メンバーが勝手に立ててしまう」というケース。
そのため、まず上司のことを知り、上司に評価されるポイントを意識した目標を立てていくことが重要だと言えます。
上司から評価されるカスタマーサクセスになるために③:
数値に貢献するアクションに注力しよう
三つ目のポイントですが、
カスタマーサクセスとして仕事をしている以上、メンバーの方はもちろん、
上司の方も当然ながら何かしらの数字(カスタマーサクセスに関わる業績等、例えば解約率やNRR(売上維持率)等)を追っています。
上司の方の視点ではその「数値に貢献するためのアクション」は取っていきたいはず。
メンバー目線では、そういった「数値に貢献するためのわかりやすいアクション」をやるべきです。
これはテクニック論ですが、「上司に相談しながら一緒に進めた感」があると、上司もその上司に報告がしやすいです。
上司も、「部下が何をやってるか把握しないまま進められると、上司に報告できない」ために正しく評価できません。
可能であれば、上司に相談しつつ進めながら「(その上司が持っている)目標の達成に貢献できました」というストーリーがベストでしょう。
藤島は昔、「上司なんて関係ない」というスタンスでいたために評価されなかった、という苦い過去を持っています。
今回の記事は藤島の失敗談をもとにした内容でしたが、
自分自身が評価されるためには「上司サクセス」を意識してやっていきましょう、ということを改めてお伝えします。