CRMツールの代名詞とも言える「Salesforce」。導入企業は年々増加し、国内でも定着が進んでいます。営業活動の見える化や情報共有の効率化など、もたらされるメリットは大きいものの、運用面では悩みを抱えている企業も多いのが実情ではないでしょうか。
Salesforceをフル活用するには、営業プロセスに合わせたカスタマイズや、入力ルールの設計など、綿密な準備が必要不可欠。管理体制が整っていないと、せっかく導入しても使い勝手が悪く、データ品質の低下を招いてしまいます。コストをかけて導入したにもかかわらず、十分な効果を得られないケースも見受けられます。
こうした「Salesforceジレンマ」を解消し、営業DXを推進する1つの選択肢となるのが、営業特化型プラットフォーム「openpage」です。シンプルな機能構成とユーザーフレンドリーな操作性で、導入のハードルが格段に下がります。Salesforceでは実現しづらかった、顧客との協働作業も自然に行えるようになるのです。
本記事では、Salesforceの運用に悩む企業担当者の方々に向けて、openpageを活用した営業DXの進め方をご提案します。いま抱えている課題を解決し、営業活動を次のステージに引き上げるヒントが満載ですので、ぜひ参考にしてみてください。
課題1:面倒な入力作業に営業の工数を取られがち
Salesforceに限らずCRMツールは、情報の入力を適切に行わないと、その価値を発揮できません。商談の内容や結果、次のアクションなどをこまめに入力する必要がありますが、多くの営業担当者にとって、その作業が負担になっているのが実情です。
openpageなら、シンプルな入力画面とテンプレート機能で入力の手間を大幅に削減。議事録やタスクの入力はほんの数ステップで完了します。音声入力にも対応しているので、移動中やちょっとした空き時間を使って気軽に入力できるのもポイントです。
面倒なデータ入力から営業担当者を解放し、顧客との対話や提案作成など、より価値の高い業務に時間を使えるようになります。結果として、営業の生産性が大きく向上するでしょう。
課題2:折角のデータが営業の意思決定に活かされない
Salesforceに蓄積された顧客データは、営業戦略を立案する上で貴重な財産のはずです。しかし、入力されたデータの分析や活用がおざなりになってしまい、宝の持ち腐れ状態になっているケースが少なくありません。
openpageには、提案がどのように反応されているかの顧客の生データがたまります。「この顧客のこの商談は、次にこんなアクションを取るのが効果的だよ」といったフィードバックもしやすく、経験の浅い営業担当者でも適切な意思決定が可能に。
データ活用を進めることで、One to Oneの営業活動が実現でき、顧客との関係性を強化できます。商談成約率の向上だけでなく、新たなニーズの発掘やエクスパンションの機会創出にもつながるでしょう。
課題3:顧客との情報共有がスムーズにいかない
Salesforceは社内の情報共有ツールとしては優れていますが、顧客とのコミュニケーションには必ずしも向いていません。メールだと添付ファイルのやり取りが煩雑になりますし、クラウドストレージだと別のアカウントが必要になるなど、顧客にとって利便性は高くありません。
openpageは、顧客との情報共有に特化した機能を多数備えています。専用ページを顧客に公開し、提案資料や議事録、タスクなどをまとめて共有。顧客はワンストップですべての情報にアクセスできるので、検討がスムーズに進みます。
Salesforceとopenpageを連携させれば、社内の情報共有と対顧客コミュニケーションをシームレスに行えます。営業担当者の作業効率が上がるだけでなく、タイムリーな情報提供を通じて顧客満足度の向上も期待できるでしょう。
さいごに
Salesforceの運用改善は一朝一夕では達成できません。習熟度の高い専任管理者を置き、地道にデータ整備を進めていくことが運用定着への近道です。一方、openpageは導入が容易で、すぐに活用を始められるのが魅力。両者の特性を理解した上で、バランス良く組み合わせることが理想的と言えます。
営業DXの究極的なゴールは、データとデジタルツールを駆使して「セールス」と「マーケティング」と「サービス」の垣根を越えること。担当者の属人的なスキルに頼るのではなく、組織としての営業力を高めることが重要なのです。
顧客接点の創出から、ニーズの発掘、課題解決の提案、受注後のリレーションまで、一気通貫で顧客に向き合える体制を整備する。Salesforceとopenpageの組み合わせは、まさにそのための強力な武器になります。営業DXに悩む企業様は、ぜひ一度openpageの活用を検討されてみてはいかがでしょうか。