業界トップクラスの実績を誇る結婚相談所サービス”エン婚活エージェント”を提供するエン婚活エージェント株式会社では、エンドユーザーの成婚・婚約数増加を目指してopenpageを導入しています。
現在ユーザー向けサイトの構築を進めており、すでにオプション販売やアップセルに対する効果を見込んでいるほか、今後はさらにユーザーの婚活成果向上につながる幅広いコンテンツづくりを計画しています。
今回は、クライアントサクセス部部長の会田様に、導入の背景や進め方、導入後の効果などについてお話を伺いました。
導入の目的
- テックタッチ環境を整備したい
- よりユーザーにとって価値のある情報発信をしたい
導入前に抱えていた課題
- テックタッチを全く行えていなかった
- 既存の会員専用ページの機能では補えない部分が多かった
導入効果
- アップセル、オプション販売の増加を見込めている
- 成功事例、婚活のコツ系のコンテンツで婚活成果向上を見込めている
これまで着手できていなかったテックタッチ環境の整備にopenpageを導入
ーopenpage導入前、どんな課題を抱えていましたか?
会田様 大きく分けると、2つの課題がありました。ひとつは、テックタッチでの支援ができていなかったことです。
弊社の支援は専任のアドバイザーがつくフルハイタッチが中心で、それに加えて一斉メールやセミナーなどのロータッチに関してもある程度行ってはいたものの、テックタッチだけはまったくできていない状態でした。
我々から働きかけない限り、会員様との接点がないという状況だったんです。なので、テクノロジーの力を使って、直接接点を持っていない時間であっても、会員様がサービスと触れ合っていただける場が欲しいと思っていたんです。
もうひとつは、現在使っている会員様向けの専用ページの機能では補えない部分が多かったということです。
別会社と共通のシステムを使っている関係上、個別のカスタマイズができず、思うような内容の記事やお知らせコンテンツを載せられない状況でした。別のシステムで、もっと良いご案内ができるものがないかと悩んでいました。
ーopenpage導入前、どんな課題を抱えていましたか?
会田様 CS PROUD(openpage主催のイベント)に参加したのがきっかけでした。
toCでカスタマーサクセスをやっているところは業界でも非常に少なくて、つながりも持てていなかったこともあって…何かしらヒントを得られないかなと思って参加したんです。
イベントの後に個別にご連絡をいただいて、まずは一度お話を聞いてみようという流れになり、そこから導入にいたりました。
ー導入を決めるまではどのような流れで進めたのでしょうか?
会田様 私自身は、お話をうかがった時から、ぜひopenpageを使いたいと思っていたのですが、当初は事前に効果のわからないものにいきなり料金を払うのはどうかという懸念もあり、社内で否認を受けたんです。まずは無料のツールで効果検証しても良いのではないかと。
それでも、本格的なテックタッチ環境の整備、文字だけでなく画像を差し込んだ見やすいコンテンツでのアップセル誘導、婚活成功術のコンテンツ掲載、誰が見ているかのデータを取るなど、やりたいことを全てカバーできるのはopenpageだけだと思っていましたので、他のツールで妥協するという選択肢はありませんでした。
利用に至るまでの壁は多かったですが、社内会議で何度もopenpage独自のメリットや必要性を情熱的に説明して、了承を得ました。
結局、はじめにコンタクトをとってから導入を決めるまで1年近くかかってしまったのですが、その間もopenpageさんには定期的に打ち合わせをしていただいて、さらに利用契約から3ヶ月間支援を受けることもできて、本当に安心して導入を進められました。
オプション販売・アップセルの増加と婚活の成果向上に期待
ーopenpageのコンテンツづくりや運用はどのように進めていますか?
会田様 openpage導入が決定する前から、活用を視野に入れてopsチームを組織しました。
もともと婚活のアドバイザーとして活動しているメンバーをアサインして、担当する会員様の数を少しずつ減らして余力を作ってもらい、浮いた分のリソースでコンテンツ制作を進めています。
ーopenpage導入による効果はありましたか?
会田様 まだサイトの公開はしていないので、具体的な効果はこれからという感じではありますが、すでに予測できているものはあります。
まず、オプション商材やアップセルの申し込みにつながる導線となる記事を作ってあるので、今後はこの記事を経由することによって申し込みが増えると想定しています。
また、これまで発信できていなかった「婚活のコツ」のコンテンツも用意できているので、会員様の活動成果が上がるという効果にも期待しています。
例えば、お見合いでうまくいかない方向けに、立ち振る舞いのNG例のコンテンツなんかをピンポイントでタスク出しすると、交際率のアップにつながりそうです。
あとは、データ分析機能を活かして、コンテンツを見ている人、見ていない人で活動成果にどれくらい違いがあるかを比較して、それを支援に反映するのも効果的だと考えています。
ーその他にopenpageを導入して良かったことはありますか?
会田様 openpageさんは、機能開発のスピードがとても早いと感じています。
「こういう機能が欲しい」と担当者の方にお伝えすると、社内で共有して、開発・リリース予定をすぐにご返答いただけるのが嬉しいですね。
あとは、記事を作ろうと思った時に、openpageさん自身がopenpageを利用して作ったユーザー向けサイトを参考にできるという点も良いですね。
自社プロダクトを実際に使って支援しているのは本当に凄いなと思います。記事の構成やサムネイルの作り方など、イメージがわきやすくてとても参考になっています。
機能面では、タスク出しの機能も使いやすくて素晴らしいですね。これに関しては公開後に積極的に活用していく予定です。
自社サービスとの連携を深めてより効果的な活用を
ー今後openpageをどのように活用していきたいですか?
会田様 活動のコツに関する記事、おすすめのデートスポット記事なんかをどんどん作っていきたいと考えています。気軽に読み物として見ていただくだけではなく、ここで得た情報をご自身の活動にアウトプットしてもらえれるようなサイトを作っていければ良いかなと。
担当者と電話やメールをしなくても、会員様が自発的に情報をインプットしてもらえるような場所にしていきたいですね。
そういった意味では、コンテンツの面白さが活用のキモになると考えていますので、現在マーケティング部の担当者のアドバイスももらいながら記事制作を進めています。
また、記事作成能力の高いメンバーを専任担当者にアサインして、コンスタントに更新することも計画しています。ログインした際に更新がなくて利用率が下がってしまっては意味がありませんから。
ーopenpageへの期待があれば教えてください
会田様 個人的には、openpageさんはカスタマーサクセス業界をいま一番けん引している存在なのではないかと思っています。
「CS PROUD」「CS HERO」のような大型のイベントを多数開催しているのも、他社ではできないことですよね。
なので、「カスタマーサクセスと言えばopenpageだよね」となるくらいまで頑張っていただいて、カスタマーサクセス業界全体を引っ張っていってほしいなと思います。
ーありがとうございました!エン婚活エージェント様のさらなる成長に役立てるよう、openpageも改善を進めてまいります。
※掲載情報は、取材当時(2023年3月)のものです。
会社情報
社名 | エン婚活エージェント株式会社 |
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事業内容 |
「幸せが続く結婚をすべての人に」というパーパスのもとに、オンライン結婚相談所『エン婚活エージェント』を運営。豊富な実績データに基づく明確な婚活設計や専任アドバイザーの適切なサポートによって、高い成婚率を誇る。 |